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この記事ではファミコンのクソゲーソフトをランキング形式でご紹介していきたいと思います。
ファミコンにはたくさんの名作ソフトが存在していますが、同時に多くのクソゲーを生み出してきました。買ったソフトがクソゲーだったとき何とも言いがたい「絶望的な気持ち」になりましたよね。
実際にプレイしたレビューを含めてお届けしますので、ファミコンに『こんなクソゲーあったなぁ~』と懐かしんでいただければ幸いです。
なお、順位を決めるにあたってWebアンケートを実施致しました。アンケートに寄せられた「ファミコンクソゲーへの熱い思い」を参考にお届けいたしますので、ぜひ最後までご覧になってください。
ファミコンクソゲー20位~11位【伝説の始まり】
20位:頭脳戦艦ガル
究極のバランスブレイク!自称業界初のシューティングロールプレイングゲーム!
3種類のステージでパーツを集め、ラスボス破壊のためにクリアを目指していくSTGです。
発売時はRPGを自称していましたが、内容は至って普通のシューティングゲームで肩透かしを食らった方が多そうですね。※敵を倒してパワーアップしていくのでまるっきり嘘ではないかも知れませんが…。
パーツを100個集める仕様に加えて、隠しアイテムが存在するなど、常人にはなかなか耐えきれない忍耐力を要求されます。さらにはステージ構成のバランスがおかしく最初のステージである地底が一番むずかしいマップになっているので注意が必要です。
19位:星をみるひと
荒廃した近未来を舞台にエスパーの主人公が立ち向かうRPG!
コンピュータによって人間がマインドコントロールされる近未来の世界。
すべてが管理される世界を舞台に、超能力を持った主人公・みなみが人々を救うために戦う壮大なRPGです。
一見、サイバーパンク的な世界観が魅力的ですが、ゲームを始めると近未来感はゼロ。しかもゲームスタート時はフィールドに放り出されるほか、最初の町は超能力で隠れているという極悪仕様になっています。
最初の町を見つけられずにゲームを投げた人もいるかも知れませんね。加えて外にいる敵が強すぎてカンタンに進めることができません。
無理をせず根気よく戦う必要があるのでストレスが溜まります。設定は壮大ですが生かしきれてない残念なクソゲーRPGです。
18位:ジーキル博士の彷魔が刻
原作をぶっ壊す!ジーキル博士とハイド氏をモチーフに作られたソフト!
様々な妨害を潜り抜け、婚約者の居る教会へ向かうアクションゲーム。
ただ単に教会へ行くだけなのになぜか道行く市民が博士の命を狙ってくるのが理不尽ですね。
敵の攻撃を避けつつゴールまで向かうというシンプルなルールですが、敵の攻撃を回避する手段が少なく反撃も出来ません。3歩進んで2歩戻るという我慢を強いられる良心のカケラもないゲームです。
BGMとグラフィックが魅力的なので良作の予感…と思わせておきながら期待を裏切るクソゲーに仕上がっています。土台はすごく良いと思うので惜しい作品でした。
17位:時空の旅人
眉村氏の原作を見事にクソゲー化!独特の世界観が癖になるアドベンチャー!
映画の登場人物である「クタジマ・トシト」が過去へタイムスリップして歴史を変えていくアドベンチャーゲーム。
原作の設定をまったく生かしておらず、ゲーム独自のオリジナル世界観で展開します。歴史上の人物と「はい、いいえ」の選択肢のみでゲームを進めていくのですが、誤った回答を行うと即死に繋がるようになっています。
撲殺、斬殺、銃殺など死ぬパターンが豊富に用意されており、様々なゲームオーバーを楽しむことができます。難易度が高すぎること、すぐに死んでしまうことに加えて運任せで進行していく部分がやる気を削られますね。
お決まりのノーヒントによる進行が辛いところ。クソゲーではありますがバカゲーと言う見方もできるソフトです。
16位:ディープダンジョンIII 勇士への旅
個性が薄いことに加えてバランスの悪さが辛いクソゲーダンジョンRPG!
3D探索型のロールプレイングゲーム。戦闘中の魔法失敗、ゲームバランスの悪さ、画面の見づらさなど、突き抜ける理不尽さは無いものの全体的にプレイしにくいクソゲーになっています。
主人公が死んだら他の仲間が生きていてもゲームオーバーになるのが辛いですね。スクウェアらしくないゲームと思ったら、開発元はハミングバードになっています。
小学生がドラゴンクエストの感覚で購入してしまい、難しすぎてクリアできないと壁に投げつけそうなRPGです。特にダンジョンはどう進んでいるのか理解できないままプレイしている子供が多かったのではないでしょうか。
魔法の失敗はいらないことに加えて、視覚的にもう少し見やすければ評価が良くなったかも知れないクソゲーです。
15位:仮面ライダー倶楽部 激突ショッカーランド
金こそがすべて!正義の味方が金に苦しめられるクソゲー!
仮面ライダーシリーズのキャラクターが登場するアクションRPG。
敵を倒しながらステージを進めるのですが、次のステージへ進むには一定のゲーム内マネーが必要になります。中々貯まらないことに加えて途中で飽きてしまうほど大変。さらにはセーブやパスワード機能がないので途中でやめることもできません。
操作性もわるいので確実にイライラすること間違いなし。
時間が掛かりすぎるのでクリアは実質不可能に近いです。せめて途中でセーブかパスワードがあれば救いのあったクソゲーです。
14位:マインドシーカー
超能力が開発される!?現代では告訴待ったなしのクソゲーアドベンチャー!
「ファミコンを通じて超能力を開発」するをテーマに発売されたファミコンソフト。
ゲーム内のサイキックスクールでトレーニングを行い、卒業試験ではエスパーキヨタの指示をクリアしていきます。『透視・念力・予知』の3種類のミニゲームを行うのですが、選択肢は5択になっており、まともにクリアするのは難しいです。
超能力の開発に成功すればクリアできるという流れだと思いますが…実質ただの運ゲーなので不可能ですね。超能力を開発するとか現代で出したら告訴待ったなしのクソゲーと言えるでしょう。
13位:アトランチスの謎
アトランチスの謎は謎のまま!理不尽なブラックホールゲーム!
冒険家の主人公が謎の島『アトランチス』の探索を行うアクションゲーム。
ステージ型のマップをクリアして行方不明になった師匠を探す…のですが、操作性が悪いことに加えて穴に落ちるとすぐに即死します。また、特定のステージに入るとひたすら落下し続ける『ブラックホール』マップがあり、抜け出すにはリセットボタンしかありません。
なんの脈絡や警告もないハマり部屋は理不尽でイライラしましたね。一度席を外して戻ってきて「やっぱりダメか…」と落胆した方も居るのでは(;´∀`)
無駄にBGMが良いのもポイント高めですね。アトランチスの謎は結局謎のまま終わるのが笑えるクソゲーでした。
12位:ミシシッピー殺人事件
一歩先に死亡事故!死にゲーの代表格スペランカーと肩を並べる凶悪ソフト!
探偵チャールズと助手のワトソンが殺人事件を解決する…と言うとカッコ良いのですが、事件を解決する前に死んで死んで死にまくる死にゲーになっています。
客室には即死する罠が仕掛けられており、普通にプレイしているとあっという間にゲームオーバーになります。ストーリーと関係の無い即死トラップがやたら存在するのでハラワタが煮え返ること間違い無しのクソゲーです。
床に穴が開くほか、ナイフが飛んでくるなど、アクションゲーム顔負けのハラハラ感がありますよ。
極悪の罠に加えてセーブ機能が無いためゲームオーバーや手詰まりになった場合は最初からやり直すしかないのも微笑ましいですね。胸を張って断言できる、ファミコン史に残る伝説のクソゲーソフトです。
11位:いっき
パッケージデザインが香ばしい!たったひとりの一揆が始まる!
主人公のごんべが悪代官を倒すため立ち向かうという歴史的ストーリー。農民がいっきをおこしている設定ですが、なぜかひとりで戦っているという矛盾から始まります。
カセットのデザインでは竹やりを持っているごんべですが、ゲーム内で竹やりを手に入れると前しか突けずイライラしますよ。デザインで押している割にはゴミ武器なのが悲しいですね。
ストーリーもそうですが、敵や攻撃方法、アイテムについても何故この内容で作ったのかが不思議でした。しかしクソゲーという声とは裏腹に『70万本』も売り上げているのは驚きです。
当時ファミコンでは一緒に遊べるソフトが少なかったため、ふたり同時プレイが可能なのが人気になった要因かもしれません。
ファミコンクソゲー10位~1位【伝説x最凶ソフト】
10位:魔界村
難しすぎるがゆえにクソゲー扱いをされたアーケードの移植作品!
アーケードから移植されたファミコン版の魔界村は劣化点が多く、原作の面白さを下回っているのが残念です。
また、移植によって変な形で難易度が上がっておりプレイヤーを苦しませていましたね。期待してプレイした方はクリアできなくてやりきれない気持ちになっていたと思います。
自機の当たり判定が厳しい点が辛いところ。ただゲームの世界観は凄く好きなソフトでした。
ゲームバランスが悪い点を取り上げればクソゲーとなり、逆にやり応えがあるという評価をすればファミコンを代表する名作と言えるかも。難しいゲームをプレイしたい方にはオススメです。
9位:ドラゴンズレアー
主人公は巨人なのか。巨体でモッサリの極悪操作性が魅力のクソゲー!
操作する主人公が画面に対してやや大きいにもかかわらず、繊細な動きを要求される理不尽なアクションゲームです。
身体全体にあたり判定があるので攻撃を避けるのが大変なゲームでした。加えてすぐ死ぬにもかかわらずコンティニューがない仕様になっておりプレイヤーの感情を煽ってくれますね。
ゲームをプレイし始めて1時間で1画面を進めた後、心がすり減ってしまい一切プレイしなくなったという心温まるレビューも存在していますよ。
なぜ主人公の身体を大きくしたのか。その点が非常に気になるアクションクソゲーになってます。
8位:元祖西遊記スーパーモンキー大冒険
西遊記をモチーフにした物語性ゼロ&ナビゲーションゼロの凶悪クソゲー!
「歴史的ソフトになる」という売りで発売された後、見事クソゲーとして歴史へ名を残すことになった凶悪ゲームソフト。
伝説クソゲーの部類に入るであろう本ソフトは、ただ広いフィールドに放り出された挙げ句、何のヒントも無いまま進み何をすればいいのか分からないことにあります。
ファミコン初期のしょぼいグラフィックがさらなる悲壮感を生み出していますね。
- 内容や目的が分からなかったためクリアすることなく手放した。
- 昔の話というのもあるが、得るものが何もなかったためほとんど忘れてしまった。
プレイ後の感想も散々なものになっています。
広すぎるオープンワールドに放り出された西遊記のメンバーたち。天竺にはたどり着けず中古ショップへ並ぶことになりました。
7位:未来神話ジャーヴァス
世界の王になれ!壮大なスケールで贈る神話系クソゲーRPG!
ファミコン初の「バッテリーバックアップ搭載」という最新システムを売りにしていたRPG。
神話系とのことですがストーリーの内容が全くわからないことに加えてコレッポチも神秘的でないところが凄いです。アクションRPGなのに操作性が悪いのも辛いですね。
町で家に入ると知らない土地へワープが普通にあり、戦闘は敵に触れないよう連打のみの苦痛なシステム、強すぎる闘技場の敵、城に入る条件のみの仲間集めなど理不尽極まりなかったです。
操作に慣れると何とかレベルは上げられますが、依然として進め方は理解できないままです。説明書を見ても何もわかりませんでした。
頑張ってレベルMAXまで言ったところで結局行き詰まり、バックアップのバッテリーが無くなってしまった時点で諦めることに。発売からすぐに100円で売られるようになった悲しいクソゲーです。
6位:CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE
名作漫画を容赦なくぶち壊す!原作ブレイカー&理解不能の凶悪ゲーム!
原作は野球漫画にもかかわらず、全く意味がわからないアクションゲームとしてソフト化。野球ボールを投げて敵を倒していくのですが、なぜこのような発想になったのか不思議。
今あらためて振り返ると異空間に落ちた犬のパンチを救うために冒険へ出るストーリーなんですね…ってそんなの分かるかっ!野球まったく関係ないし題材をタッチにする必要もないし!
記憶に残っているゲームの中で一番意味が分からないクソゲーでした。さらに操作性が悪くプレイしにくいのも難点。車よりもキャラクターのほうが大きいことにもジワジワ来ますね。
原作を好きで購入した子供が、泣きながらカセットを叩き割るイメージまで思い浮かべることができます。「キャラーゲーはクソ」と言う人に反論ができない内容と言えますね。
5位:カラテカ
なめらかな動きが珍しい!空手を題材にしたアクションゲーム!
さらわれた恋人を助けるため、主人公のカラテカが死闘を繰り広げる1vs1のアクションゲーム。
即死要素が多いゲームになっており、始めたてはちょっとしたことで主人公が倒されることにイライラ。難しくて1度もクリア出来なかったという声もあります。
また、「移動モード」だと戦闘ができないため「戦闘モード」にしなければ戦えないのですが、それを忘れた場合は一瞬で殺されます。ついうっかり即死したという方が多そうですね。
動き自体は意外となめらかですが、それよりもグラフィックに力を入れたほうが良かったのでは…と惜しまれるソフトです。実は何気にリメイク版が発売される人気を誇っているネタ&クソゲーですよ。
4位:バンゲリングベイ
特殊なゲームシステムが賛否両論を生んだファミコンクソゲー迷作!
敵帝国の工場を爆破するのを目的としたシューティング系のアクションゲーム…なのですが、当時の子どもたちには早すぎてクソゲーと認定されてしまった迷作です。
意味も目的もわからないままプレイして、買ったその日に要らなくなったという残念なレビューあり。誕生日プレゼントが無駄になったと涙を流した子供が居ましたね。
マップが海ばかりというイメージで自機がどこにあるか把握しにくいのも辛かった記憶があります。
攻略情報もなければラジコンを意識した操作性で楽しめないソフトです。今あらためてプレイすれば楽しめるかも知れませんが、斬新すぎて当時の子どもたちを置いていった「伝説のクソゲー」になっています。
3位:トランスフォーマー コンボイの謎
見えない敵の攻撃が辛すぎる!とにかくすぐに死ぬ熱血アクションクソゲー!
敵が撃ってくる弾が『背景と同じ色』という無慈悲な攻撃があり、なかなか味わえないスリルを感じることができます。
序盤の難しさと比べて最後のボスが弱いのも不快感を強めてくれますね。ワクワクして買ったは良いものの、その日の内に絶望してしまった子どもたちが大勢居たことでしょう。
とにかく難易度が高いため、買った翌日に中古ショップへ持ち込みたくなるファミコンクソゲーです。
ロボットからトレーラに変形するメリットがまったくないのも微笑ましいですね。なぜあんな機能を実装したのかコンボイの謎は深まるばかりです。
2位:たけしの挑戦状
まともにクリアできる人間は居ない!攻略情報なしではクリア不能のクソゲー!
サラリーマンが宝探しの夢を追うという平凡な流れ…と思いきや、北野たけしが関わっただけはあるヘビーな内容になっています。
通行人を殴ったりできるほど自由度が広いのにも関わらず正解ルートは1つ。まともな常人では攻略が不可能だったため恐ろしいクソゲーとしてその名を残しています。
アイテムを入手してから一時間待つこと、外国へ行くのに準備が整ってない状態で飛行機に乗ると爆発するほか、ノーヒントではクリアできない仕様が理不尽すぎました。
ファミコンには様々なクソゲーがありますが、たけしの挑戦状はとにかくクリアするために「何をするべきなのか」わからない点が辛かったですね。
苦労してクリアしてもエンディングにまったく感動できないところも流石。もっとも知名度の高い伝説ファミコンクソゲーです。
1位:スペランカー
最弱の主人公が大活躍!数あるクソゲーを抑えて1位に輝いた大冒険アクションクソゲー!
軽快でノリの良いBGM、さらにはワクワクさせるような世界観。
子供の冒険心をくすぐるような作品ですが、その期待を見事に裏切ります。
まず操作が難しくてちょっと動くだけですぐ死にます。階段をひとつ踏み外して死亡、つまづいて死亡など、歴史に残る貧弱ぶりを発揮しますよ。
クリアするのが絶望的なことに加えて中途半端なドMでは辛く感じる仕様ですね。ミリ単位でボタンを操作しないとダメなんじゃないかと思わせる難しさでした。
進める前にイライラしてソフトを手放す人が多かったゲームです。ファミコンを代表するとともに伝説として語り継がれていくキングオブクソゲーと言えるでしょう。
ファミコンクソゲーランキングのまとめ
以上、ファミコンのクソゲーソフトをランキング形式でご紹介させていただきました。
名作を生むと同時に様々なクソゲーが生まれてきたファミリーコンピュータ。ご存知という方はもちろん、知らなかったという方はぜひ一度手に取ってみてください。
こんなにも時間を無駄にできるのかと感動すること間違いなしですよ。ネタとして楽しんでみてくださいね。
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